2011年 6月 のアーカイブ

6月5日(日)滋賀県草津市の立命館大学グリーンフィールドにおいて,ACTIVEサークル今年度初の大会に臨みました。BIWAKOカップという名称で小学生低学年、高学年の二つのカテゴリーとレディースに別れて行われる大会です。

例年この時期に開催されているので、幼児教育科の部員は実習とかぶってしまい、残念ながら参加は出来ません。今年の2回生の女子も多くが幼教の学生ですので出場できないのです。女子の大会は年間2回しかないのに、その1回が出場出来ないことが毎年決まっているので残念です。しかし、今年は総コミ2回生の2人と、1回生の新入部員4人の計6人と、2年前に卒業したチームと合同で出場することになりました。ACTIVEサークルの部員の多くは、フラッグフットボールの魅力に取りつかれ、卒業後もチームを結成し出場していますが、今年は卒業後3年目の(ビビリッツ)卒業後1年目の(パワフルボーイ)、そして、卒業後2年目の(ハーティスマイル)+現役生チーム(ヤンガー)の合同チームの3チームが出場しました。大会自体は全部で10チームの参加でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当日組み合わせ抽選が行われるのですが、うちのチームのくじ運の悪さは天下一品。というわけで今回も、1回戦で同士討ちパワフルボーイ対ハーティ&ヤンガー。そしてビビリッツは昨年度優勝チームとの対戦になりました。またそれぞれの勝ったチーム同士が準決勝で戦うという最悪な組み合わせでした。あまりのくじ運の悪さに一気にトーンダウンしてしまいましたが。さて試合開始。パワフルボーイ対ハーティ&ヤンガー戦では、一進一退。お互いを知り尽くした相手同士だけにやりにくさ満点。前半が終わり0-0。後半開始してハーティ&ヤンガー、2回生の菊池選手のランプレーで見事にTD6-0。その後のトライフォーポイントも決まり7-0とリード。その後、パワフルボーイも意地を出してTDを返し7-6になりましたが、トライフォーポイントを菊池選手がインターセプトで防ぎそのまま勝利を収めました。

一方のビビリッツは京都ジュベナイルズに食い下がり大接戦13-14で1点差負けのまま最後食い下がり、あと数cmでTDとせまったところで惜しくも時間切れ。残念ながらの敗退でした。準決勝でハーティ&ヤンガーが京都ジュベナイルズと対戦しましたが7-20で敗戦しました。その7点は菊池選手のTDと、幼教1回生石田選手のトライフォーポイントで獲得しました。デビュー戦2試合目で得点とはたいしたものです。3位決定戦はなかったのでそのまま3位確定になりました。他のメンバーも緊張感の中でそれなりに活躍でき収穫のあった一日でした。ちなみに京都ジュベナイルズは、決勝戦でも勝利し21-7で勝利し優勝しました。ということは、1回戦で負けたビビリッツが優勝してもおかしくなかった。そんな風に思わせる大会でした。秋は、本学グランドにて大会が行われます。1回生の新人を大歓迎してますので是非仲間になって下さい。

 

ACTIVEサークル担当:竹内

農業体験

ビジネス情報コース1回生 キャリアデザインの授業で、6/4と18の2回に分けて、大国フーズさんの自社農園である「大国ファーム」に農業体験に行って来ました。

大国ファームさんは、植物が本来持っている自然の力を最大限に引き出すため、無農薬で化学肥料を使用しない農法を実践しています。

・ミミズや微生物が繁殖して土壌を作る
・栄養分が豊富な土壌により作物そのものの力を発揮できる
・作物を作ることは環境を作ること

メディアなどで「食の安全」について見聞きする機会は多くありますが、実際に農業に携わっている方の「知識と経験のどちらか片方だけでは、科学的に裏づけされた農法を実践することは難しいんです」ということばは、とても説得力がありました。

お世話になった大国フーズさん

「昨今の若者は、子ども時代のどろんこ遊びの経験が少ない」ということをよく聞きます。が、雨でぬかるんだ畑に入って雑草を抜き、指と爪の間を土で真っ黒にしながらジャガイモやたまねぎを収穫する学生からたちは以外にもイキイキとしていました。

たった数時間の農業体験でしたが、「土のにおいがするぅ~」と言いながら収穫した作物で作った味噌汁を味わいながら、「汗を流して働く」ことの意味についても考える機会になったのではないかと思います。

 

その他の写真は Photo Album で!

 

入学支援課

井上ゼミ、高増ゼミのジョイントイベントとして、「瀬尾はやみの作詞作曲講座ゼミ」が行われました。

 

 

 

 

 

 

 

 

瀬尾はやみさんは、USTREAMで「瀬尾はやみ放送局」を開設してご自身の音楽活動を放送しながら、英語指導員として現在も奈良で積極的に活動しておられます。

今回の作詞作曲講座ゼミでは、ご自身が作詞作曲された曲を演奏して下さり、ミニライブの様子をUSTREAMの「瀬尾はやみ放送局」で生中継されました。

また、「歌はことば」であり、「ことば」があって、それにメロディーをつけて音楽とすることの意味について話して下さいました。

「生ライブと生中継」という、普段なかなか得られない経験ができたようでした。

 

 

 

 

 

入学支援課 (さ)

 

 

社会福祉論ゼミナール1回生は、6月3日から5日の3日間、宮城県亘理郡山元町坂元中学校区で復興・復旧を支援するボランティア活動に参加してきました。

予備学習としてゼミで、日本国憲法の基本的人権の保障に関する条文、特に憲法第25条の考え方について学び、大震災という危機的生活環境であるからこそ、被災地住民の暮らしは行政の責任において保障されなければならないという原則を確認しあいました。

崩壊しかかったJR常磐線坂元駅陸橋

また今回のボランティアを組織された尼崎医療生活協同組合の方は、学生ボランティアに対して「人間の生命は平等であり、どのような環境であっても、人間の生命は最も大切にされなければならない」、とりわけ「政治は人間の生命を守ることを使命にしなければならない」と強調されました。「社会的不合理を発見する力を身に付け、社会的不合理を解決する方法を学あう」というゼミナールの学習目標を、このボランティア活動で具体的に実践することにしました。

今回のボランティアグループは、学生10名とゼミ担当の山本副学長、医療生協の会員さんが17人、男性が15人、女性が13人(内学生が8人)総勢28人で構成されました。バスを借り切って、大阪―宮城を往復するという強行スケジュールのボランティア活動です。

むなしく立つ駅前の観光看板

4日早朝バスは「JR常磐線坂元駅」に到着しました。「駅前通り」がありません。「駅」には崩壊しかかった陸橋残っているだけです。駅前の観光案内板のみが「荒野」にむなしく立っていました(写真2参照)。また、こどもの名前が記入されたノートとピカチューの人形、家族の写真が、街の一角に掘り出し残してありました。このご家族の無事を祈るばかりです。

この現実を目にした時、「私たちに何ができるのか」「私たちにできる支援って何か」、「何もできないのでは・・・」「もう帰りたい」と悩んでしまいました。

現地には本学の非常勤講師でもある杉山貴士先生が待っておられました。「一人では何もできない」「一人でできるボランティア活動というものを考えないように」、「それは被災地の方々も同じ。みんなの力をあわせたら何ができるのかを考えよう」とアドバイスをしてくださいました。

名前が記されたノート

私たちはAさんという農家の支援にいくことになりました。Aさんの家と周辺の様子を見た時、再び「こんな悲惨な状態…。できることは何もない」と思いました。Aさんの家は建築後2年であり、また周囲の家も新しい家が多く、津波で流されることなく残っていますが、多くの住人が亡くなったということです。住人が居なくなった家屋は震災当時のままでした。Aさんも、自分の家を見た時、「なにも考えることができなかった」「呆然として眺めていただけだ。そんな日が何日も続いた。」と語ってくださいました。すぐに自衛隊員が救援活動をはじめましたが、道路の復旧をはじめとするライフラインの確保が活動の中心であり、また行方不明者の捜索が先行しており、個人の家屋の復旧支援までには至っていません。しばらくしたら住民の姿が見られる家屋にボランティアがやってきて、家の周囲にある瓦礫を出し始めてくれた時、「あっ、一人ではない。家族も残っているし、支援の人もいる」「何を片付けるのかは、住人である私が言わないとみんなが困ると思った」「そのようにして、今日を迎えている」とのことでした。

何ができるのか他のボランティアの人たちと相談し、活動内容を確かめました。私たちにできる支援活動がたくさんありました。家の中に入り込んだ瓦礫は、すでに先に来たボランティアが片付けましたが、床下や天井、屋根裏等には砂や泥が溜まっています。また壁も塩水を含んでしまい、乾きません。最も人手が必要な手仕事=機械を使うことができない手作業で、誰にでもできる仕事=家の中の汚泥だしをすることにしました。畳を上げて、床をはがし、床下の泥をかき出す作業です。また壁をはがしてしまう作業や、屋根裏にもぐり込み、ゴミを取り出す作業、取り出した度やや壁土、ゴミを片付ける作業等、みんなが力を合わせることでできる作業、一人ぼっちでは先が見えなくなるような手作業がたくさんあることに気付きました。

住人が居なくなった家屋

作業開始は9時半、「段取り」を決め、作業を分担したら、どんどん片づけが進みました。こうした作業をしながら、他方で来週かけつけるボランティアのための仕事づくりもはじまりました。学生の中からも3人が家庭訪問をして、それぞれの家庭の要求を聞きだし、ボランティア活動で支援できる要求と、公的に支援すべき要求にわけていきました。この作業は医療生協の職員の方々が中心ですが、復旧・復興支援の内容は、支援する側が決めるのではなく、被災者が決めるべき内容であるということを学びました。Aさんの家屋復旧のための活動内容も同じ手法で決められています。

被災地の暮らしの実態は、日本国憲法が保障する人間らしい暮らしが確保されているとはいえない状態であり、行政責任が果たせているとはいえないものでした。多様なボランティア活動や被災者同士の助け合いが被災地の暮らしを支えていると思いました。特に主たる産業である漁業と農業が壊滅状態であり、加工場を崩壊しており、ほとんどの人々が仕事を失い、現金収入が全くないという世帯がたくさん存在しているということを知りました。社会福祉の時間にも学びましたが、これら失業状態にある人々の仕事の確保・労働の保障が緊急の課題であり、行政はここに力を注ぐべきだと思いました。私たちが取り組んだ復興・復旧のボランティア活動を、アメリカのニューデイル政策のような公的事業として展開し、そこに被災地の人々を雇用すれば、復旧・復興計画づくりにも被災地の人々の声も直接届くし、生活費を保障することもできると思いました。

元の暮らしに戻るまでには、ながい月日を必要とするでしょうが、被災地の人たちを中心にして、支援者が協力・連帯し合って復興活動を展開し、また行政には行政責任をきちんと果たすよう運動しなければならないということを学ぶことができました。機会があれば、もっと多くの仲間を組織して復興支援のボランティア活動に参加したいと思っています。

 

ものがたり観光コース1回生は、先日の関空・物流エリアに続き、6/4に大阪都心の観光ビジネスを踏査しました。

大阪水上バス

まずはじめは、大阪都心・中之島一周の船旅です。大阪水上バスさんにご協力いただき、八軒家浜の港から乗船。普段の航路にはない淀屋橋の西側をスイスイ巡り。土佐堀川~堂島川と舵を切っていただきました。

都市は動いている

中之島一周を船上から眺めれば、都市機能が場所によって移り変わってゆくことがよく見てとれます。都市観光のエリア、都市ビジネスのエリア、大きな倉庫が残っているエリア、これから変貌するエリア、等々です。「都市は動いている」を実感した、ダイナミックな船旅となりました。

外国人観光客が減った大阪城

大阪城の港で下船、歩いて大阪城天守閣に向かいました。写真ではあまり感じませんが、実は震災以後、大阪城の観光客も激減したままです。特に外国人観光客は驚くほどの減少率です。現実を正確に見届け、それをもとに将来を考えることができるのは「観光の学び」の大きな特徴です。

 

ゼミ担当 李

その他の写真は Photo Album で!

 

総合コミュニケーション学科ビジネス情報コース鯵坂ゼミ1回生全員で、交流を兼ね堺市にある「ハーベストの丘」に行きました。

鯵坂ゼミ 1回生

動物と触れ合い、パン作りに参加し、大きなすべり台で遊び…と、童心に返った1日になりました。天気も良く、つり橋からの景色も最高!

とてもいい景色でした!

ゼミを結成してまだ間もないため、お互いのことを知るいいきっかけになったようです。

ゼミ担当 鯵坂

大型児童館「ビッグバン」

幼児教育科 森ゼミ1回生は、大阪府立大型児童館「ビッグバン」に行ってきました。将来、保育の指導者になるために、「遊び」をテーマに学んできました。

牛乳パックなどの身近な廃材を利用して工作したり、高さが53メートルもある巨大ジャングルジムは複雑に入り組んでいて、全身と頭を使って最上階までよじ登って遊んだりしました。

中でも、昭和30年代の街並みを再現した場所では、コマ回しやけん玉などの懐かしい昔の遊びを体感して、遊びの歴史を学びました。

手作りの花飾り

この日、幼稚園や小学校から遠足で「ビッグバン」に来ていた子どもたちもたくさんいて、先生方の引率の動きを見て学んだり、子どもたちと一緒に遊んだりして、小さな実習のような体験にもなりました。

「ビッグバン」見学の後、近くの公園に行き、ゼミ生みんなで鬼ごっこや缶けりをして遊びました。この遊びを通して、みんな一気に仲良くなり、距離が縮まったようです。

 

森ゼミ1回生

また、この公園に咲いていた花で手作りの花飾りを作り、近くに来ていた幼児にあげると、とても喜んでくれた様子。学生たちも互いに花飾りの作り方を教えあっていました。校外ゼミの短い1日で、たくさん学び、良い経験ができました。

 

当日のその他写真は Photo Album で!

 

ゼミ担当 森

幼児教育科 竹内ゼミ1回生で、”芝生の苗植え”と”流しそうめん&BBQ”をしました。

竹内ゼミ 1回生

朝のうちに女子は、ご飯を炊いたり薬味を切ったりそうめんを茹でたり…などお昼の準備。男子は山へ竹を取りに…。竹を切って半分に割り、さらに節を抜いてつなげ、流しそうめんの台が完成!つめたーく冷やされた流しそうめんを満喫しました!

さらに間髪明けずにBBQ!腹一杯になるまで食べ尽くしました!

食後は、皆が注文し楽しみにしていた「つなぎ服」に着替え、グランドで芝生の苗植えをしました。暑くて大変だったけど、これも1ついい経験になりました!

これからも16人で協力し頑張りましょう!目標は誰も欠けずにみんなで卒業!!

記:竹内ゼミ長 石田彩

 

食事後はおもちゃ作りも予定していましたが、梅雨の合間を縫ってグランドの芝生の補修作業としての苗の植え付けをして貰いました。昨年ゼミ1,2回生が手がけた芝生手入れの作業に関わり、これで竹内ゼミ生として認定されたかな?

追記:ゼミ担当 竹内

幼児教育科 神田ゼミ1回生が堺市北区の新金岡センター保育園に見学に行ってきました。

神田ゼミ 1回生

たまたまお誕生会が開かれていて、満1歳から6歳になった子どもたちの「ぼくたち、私たちこれができるよ!」と誇りに満ちた姿や、5歳児クラスの身振り表現などをみせてもらいました。

学生たちは、

「1年違うだけであんなにできることが違うんやぁ」
「言葉の少ない乳児とはどんな風に交流したらいいんやろう…」
「トイレひとつについても、子どもにとってどんなふうに作ったらよいのか考え抜かれててビックリした!」

など、新たな発見や問題意識をもち、

「こんなすてきな保育者にぜひなりたい!」
「短大での勉強や実習をがんばりたい!」

と、入学早々意欲を高めるよい機会になりました。

 

神田ゼミ

ものがたり観光コースでは、観光の華やかな部分ばかりではなく、より根源的なところに注目した学び、を大切にしています。
そこで、5/25(水)は関西国際空港に向かい、物流エリアの見学をさせていただきました。しかも今年、「観光の第一期生」が、ニッポンの物流・航空貨物を担うこの会社に就職し、生き生きと働いています。

関空 国際線フロア

関空の国際線フロア。見慣れた光景です。ここでは旅立とうとする旅行者が行きかい、CAやパイロットの姿も頻繁に見られ、華やか!しかし、今日の見学はここがメインではありません。

物流エリア

普通の人はまったくご存じないでしょうが、ここが物流エリアです。旅行者が目に触れることも、立ち入ることもない場所ですが、活気にあふれています。担当者から、航空貨物の「仕組み」を説明してもらっています。

普段の授業とは違うまなざしで…

見学させていただいた後、「君たちの先輩はシッカリ働いていますよ」と、様々なレクチャーを受けました。普段の授業にはない真剣なまなざしでレクを受けています。さて、今年は!?

 

ゼミ担当 李