7/6 ビジネス情報コースの「コミュニケーション演習(現代ビジネス論)」の授業で、外部講師として、株式会社上野忠社長の上野晃富史氏が昨年に引き続き特別授業にご協力下さいました。

株式会社上野忠は、昭和22年創業の和菓子素材を中心に製作、販売されている老舗食材メーカーで、かしわの葉1枚でも、万全の品質管理を徹底することで、「食の安全」を大切に取り組んでおられることで有名です。

今回「何の為に働くのか」というテーマでお話くださいました。

 

・社会人と学生の一番の違いは、「気の合った仲間とつるむ」ことと「色んな人と協力し合う」こと
・「色んな人」というのは「同じ考えの人」というわけではない
・「たのしい」とは「楽」をすることではなく、興味関心を持ち積極的に関わり「愉快」(=愉しい)になること

どれも、学生だけでなく、実社会で働く私たち教職員にも勉強になるお話ばかりでした。

多岐に渡るお話の中でも、特に興味深かったのは「決断」することの意味というお話…。

「決断したことが正しかったのかそうでなかったのかといつまでも振り返ってばかりいてはいけない。自分が決断したことが、《正しくなる》ように、必死で突き進むことが大切」

この言葉に、つねに前を向いて歩き、生き続けることの大切さを学んだような気がしました。

このように、ビジネス情報コースでは、さまざまな分野の経営者の方の貴重なお話を聞かせていただく機会が多くあります。「パソコン等の操作のスキルアップ」、「さまざまな資格取得の援助」なども、短期大学の大切な職務ですが、

「短大を卒業したあと、どのような仕事に就き、どのように生きるか」

を、学生たちと一緒に考えることが大切だと考えています。

上野社長、ありがとうございました。

 

入学支援課 (さ)

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