2011年8月5日 のアーカイブ

 進路就職支援課主催の「就職激励会」が開かれました。卒業した先輩から、就職活動の体験や社会人としての生活と学生生活との違い、それに、社会人になってわかった「働く」ということの意味ややりがいなどを聞き、自分たちの就職活動にさらに勢いをつけるための企画で、本学では、就職先の分野に分けて毎年行われています。
 今回は、幼児教育・保育・福祉関連等の専門職分野への就職を目指す学生のための激励会で、参加した学生たちは、真剣な眼差しで3人の先輩の話に集中していました。

・実習園にぜひ就職したいと考えていたけれど、今年度は求人しないということがわかってから動き出したのでとても焦った。
・面接ではかなり厳しいことを言われてとてもヘコんだ。
・「絶対合格する!」と思っていたのに落ちてしまったときの「人生初の大挫折」から立ち直るのが大変だった。
・地元の高知県で就職するか関西で就職するかとても迷ったけれど、家族や先生たちが相談に乗ってくれ支えてくれた。
・実際に「幼稚園教諭」として働いてみて 分かったこと、思い知らされたことがたくさんあるけれど、とても充実した毎日を送っています。

などなど、身近な先輩が実際に体験した「ナマ」の話は、学生たちの心に鋭く突き刺さると同時に、希望と勇気をもらえるものだったようです。

 本学の幼児教育・保育・福祉関連等の専門職分野での就職は順調で、昨年度も決定率は99%でした。が、全員が一度目の就職試験で決まったわけではなく、一回、あるいは数回の辛酸をなめて、やっとの思いで就職を決めた学生もいます。

 先輩たちの経験を参考にして、自分らしく働ける職場から内定をもらえるよう、就職活動をしっかりがんばってほしいと思っています。

 

入学支援課 (さ)