2011年 7月 のアーカイブ

7/6 ビジネス情報コースの「コミュニケーション演習(現代ビジネス論)」の授業で、外部講師として、株式会社上野忠社長の上野晃富史氏が昨年に引き続き特別授業にご協力下さいました。

株式会社上野忠は、昭和22年創業の和菓子素材を中心に製作、販売されている老舗食材メーカーで、かしわの葉1枚でも、万全の品質管理を徹底することで、「食の安全」を大切に取り組んでおられることで有名です。

今回「何の為に働くのか」というテーマでお話くださいました。

 

・社会人と学生の一番の違いは、「気の合った仲間とつるむ」ことと「色んな人と協力し合う」こと
・「色んな人」というのは「同じ考えの人」というわけではない
・「たのしい」とは「楽」をすることではなく、興味関心を持ち積極的に関わり「愉快」(=愉しい)になること

どれも、学生だけでなく、実社会で働く私たち教職員にも勉強になるお話ばかりでした。

多岐に渡るお話の中でも、特に興味深かったのは「決断」することの意味というお話…。

「決断したことが正しかったのかそうでなかったのかといつまでも振り返ってばかりいてはいけない。自分が決断したことが、《正しくなる》ように、必死で突き進むことが大切」

この言葉に、つねに前を向いて歩き、生き続けることの大切さを学んだような気がしました。

このように、ビジネス情報コースでは、さまざまな分野の経営者の方の貴重なお話を聞かせていただく機会が多くあります。「パソコン等の操作のスキルアップ」、「さまざまな資格取得の援助」なども、短期大学の大切な職務ですが、

「短大を卒業したあと、どのような仕事に就き、どのように生きるか」

を、学生たちと一緒に考えることが大切だと考えています。

上野社長、ありがとうございました。

 

入学支援課 (さ)

7/2後援会主催による『保護者懇談会』(昨年度までの『教育懇談会』という名称でした)が開催されました。年に一度、保護者と教職員が一堂に会し、学生たちの学び、わが子の成長について一緒に考える会で、本年度で20回目になります。これほど長く取り組めている大学は少なく、保護者の皆様方のご理解とご協力により有意義な会として毎年継続できています。

今年も、たくさんの保護者のみなさんが来学下さいました。最初の1時間、後援会会長さんの挨拶のあと、保護者のみなさんと教職員が立食形式で昼食を取りながら歓談し、和やかな時間をすごしました。

その後、ミニ講演として、大阪府中小企業家同友会等幅広くご活躍の、株式会社レイ・クリエーション 代表取締役の原田徹朗さんに、「今日の求人状況と就職活動の支援について」というテーマでお話しいただきました。

就職は結婚と同じ!将来にわたっての伴侶となる人を考えるときに、その人の収入や外見だけで考えないのと同じで、企業を月給や残業の有無などの「スペック」だけで見てはいけない。
その会社の経営者がどんな風な考え方をしているのかをよく見て、「この人と一緒に仕事をしたい!」と思えるかどうかが一番大切!

というお話をして下さいました。就職活動中の息子、娘を持つ保護者のみなさんにも、とても感動の多い、また参考になる話だったようです。

講演のあと、8~15人程度のグループに分かれれ懇談会を行いました。それぞれの思いや悩みを交換し合い、「そうかぁ、そんな風にわが子を見てやることが大切なんやぁ」とうなづきながら、お互いの意見に励まされる時間になりました。


個人懇談では、その学生のことを一番よく把握している各ゼミの担当教員が個別に懇談させていただくことで、各ご家庭での悩みや相談に応じ、家庭で取り組むべき教育的課題について具体的に確認しあうことができる懇談会になったのではないかと思います。

保護者懇談会にご参加下さったみなさん ありがとうございました。後援会役員のみなさん ご苦労様でした。心より御礼申し上げます。今後とも、より一層保護者と大学が手を取り合って、一緒に教育活動を展開していけるよう、本学の教育活動へのご理解とご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。

入学支援課 (さ)

当日のその他の写真は PhotoAlbum で…