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「元気や優しさをもらえる!」 介護福祉コース 高齢者福祉施設実習生紹介  (2010.06.17)

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6/14 橋本市にある高齢者福祉施設「国城寮」さんに施設実習でお世話になっている介護福祉コース2回生の尾崎さんを取材してきました。

尾崎さんの施設実習は今回で4回目。1回生のときに初めて行った高齢者福祉施設実習と、1回生夏休みに行った2回目の障害者施設実習では、経験も学習もまだまだ未熟と言うことで、レクリエーションとして利用者の方とコミュニケーションを取る程度で、ほとんどは「見学」という形の実習だったそうです。

3回目からは、「アセスメント」の勉強がはじまり、とても難しい実習になったと話してくれました。「アセスメント」とは、利用者が何を求めているのか正しく知り、それが生活全般の中のどんな状況から生じているかを確認し、援助活動を行う前に利用者の問題の分析から援助活動の決定を行うことなんだそうです。確かに難しそう…。

写真2

今回、尾崎さんが担当させていただいている利用者さんは、認知症のためにトイレの場所を理解できなくなってしまった方で、尾崎さんは、その方がトイレの場所を認識できるようにするため、目立つ色の張り紙を作ったりするなどして工夫を試みているそうです。

これまでの4回の実習を通して、「介護」に対する認識が大きく変わってきたと尾崎さんは言います。認知症の方は、色々なことを理解することができなくなってきているはずなのに、優しさや人との関わりをとても強くほしがっている人が多いことに気づくことができたそうです。また、高校生のときは「介護」=「支援」としか考えられていなかったけど、"与える"ばかりじゃなく、利用者さんたちから元気や優しさを"もらえる"ことが実感できたりして、とても「やりがい」を持てるようになったそうです。

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「人って何やろう…?」「生きるって何やろう…?」
そんなことについても考えるようになったと尾崎さんは言います。

後輩へのアドバイスは?と聞くと、 「介護の仕事は、ひとりで考えても答えが出ないことがあります。みんなで一緒に悩んで、考えて知恵を出し合うと解決できることが多いので、仲間と一緒に勉強するといいと思います。大切なのは、『覚える』んじゃなくて、『理解』すること。理解できていれば現場で困ったときでも応用が効きます。しんどいこともあるけれど、利用者さんがこれまでできなかったことをできるようになったり、笑って『ありがとう』と言ってくれた時のうれしさがあるから、介護の仕事はとても楽しいですよ!」
と話してくれました。

1回生は今、始めての施設実習に行っています。はじめての体験の中で、悩んだり苦しんだりと「壁」にぶつかったりしている学生もいるかもしれませんが、しっかりと学習と経験を積み上げ、来年の今頃、尾崎さんのように「介護の楽しさ」を感じられるように成長してくれることと思います。